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メッキ加工

金属などの材料の表面に、防錆や美粧、保護のために金属の薄膜を被覆することをいいます。
ツボタテクニカでも実施している主なメッキの種類を以下に記します。
ちなみに右の画像は左から素材生地→亜鉛メッキ(ユニクロ)→亜鉛メッキ(有色)→ニッケルメッキです。

メッキ加工

亜鉛メッキ

鉄板に亜鉛の薄膜を被覆します。耐食性が向上します。通常、亜鉛メッキ後にクロメート処理(クロムメッキ)を行いますが、亜鉛層の上からクロムの層を重ねることで、より 強い耐食性を獲得できるのです。
医療機の構造部品など、耐食性が求められる部品によく用いられます。
有色、ユニクロ、黒色と、色の種類があります。

ニッケルメッキ

ニッケルの薄膜を被覆します。耐食性の向上に加えて光沢があるため、装飾目的でも使用されます。ニッケルの光沢を維持する為には、上からさらにクロムメッキを施します。
モニターのフレームなど、外観部品に用いられることがあります。

銅メッキ

銅の薄膜で被覆します。加工性、耐食性、ロウ付性、電気導電性に優れています。ツボタテクニカの場合、銀メッキなどの下地に使われることが多いです。

銀メッキ

はんだ付け性、電気伝導性に優れます。装飾目的で用いられます。

アルマイト処理

これはメッキではありません。
アルミニウムの表面に強制的に酸化被膜を生成させ、耐食性を向上させるものです。
表面硬度も高まり、耐摩耗性も向上します。
医療機の構造部品など、耐食性が求められる部品によく用いられています。

アロジン処理

アルミニウムにクロメート処理を施します。
アロジンというのは日本パーカライジング社の登録商標ですが、
たいへん有名なのでこの処理の通称となっています。