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お知らせ

加工実例のご紹介(Ex)/板金・パイプ溶接

精密板金加工の株式会社ツボタテクニカ(本社:兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬713/代表取締役 坪田隆義)の加工技術を、実際の加工品写真でご紹介します。

【角パイプの溶接加工、を省力化するための加工】


今回は、実際の製品製造へ適用するためにツボタテクニカ社内でテストしている技術について、写真でご紹介いたします。

角パイプの加工と溶接■ < 1 >
左の画像は、角パイプの写真を二つ並べたものです。

先にご紹介した角パイプ製フレーム(加工実例のご紹介(2))では、溶接加工でどうしても工数がかかる部分がありました。利用者保護の為、丸型の部品を溶接しているパイプの交差部です。

このページでは、利用者保護は維持しつつこの工数を減らすため、現在テストしている工夫/加工をご紹介します。
角パイプ加工品、溶接前■ < 2 >
左の写真は、< 1 >の画像の左半分を拡大したものです。
もっとも大きな工夫は、角部のR形状加工です。

通常、こういった角パイプの交点にR曲げ形状をつくる場合、R曲げ部分そのものは別に部品を作り、角パイプそれぞれと溶接して全体の形を作ります。
しかし、その加工方法では円柱部品を溶接するのとほとんど工数が変わりません。

そこで、角パイプそのものを特殊な形状に切り欠いて、さらに角パイプをR曲げしたものが左の写真の品です。

こうすることで、溶接個所と溶接の難度を劇的に低下させることに成功しました。
角部はR形状になりますので、利用者の保護についても両立しています。
角パイプ加工品、溶接後■ < 3 >
< 1 >の画像の右半分を拡大したものです。< 2 >の品の溶接加工後の写真になります。
溶接箇所も含め、きれいな仕上がりになっていると思います。
実際の製品では、この上から塗装します。


ツボタテクニカでは今後も溶接技術に磨きをかけ、お客様のご要望にお応えできるよう努力してまいります。


株式会社ツボタテクニカでは、ファイバーレーザー溶接機や複合溶接ロボットシステムをはじめとする最新鋭加工機械による加工風景や加工品の写真など、今後も多くの情報をご紹介してまいります。

以上
(2016年8月17日公開)

株式会社ツボタテクニカについて

精密板金加工の株式会社ツボタテクニカは、機械組立や電気配線、キオスク情報端末等のオリジナルブランド「インフォームプラス」(ウェブサイトはこちら)も展開する精密板金加工企業です。神戸を拠点に創業以来40数年、医療機器や金銭機器の製造・組立を得意とし、大阪・神戸など関西エリアのお客様のみならず関東から九州まで全国のお客様にその技術を提供しています。

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精密板金加工の株式会社ツボタテクニカでは会社の最新動向について積極的にニュースリリースを配信してまいります。以前のニュースリリースは、「お知らせ一覧」のページからご確認ください。

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このニュースリリースに関するお問い合わせ

  • 株式会社ツボタテクニカ
  • 管理部 営業課  吉田雄介
  • TEL.(078)974-1538(代)  FAX(078)974-1592