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お知らせ

ファイバーレーザー複合機による技術試作品の紹介

精密板金加工の株式会社ツボタテクニカ(本社:兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬713/代表取締役 坪田隆義)では、保有するファイバーレーザー複合機の能力を生かした加工技術の開発の為、試作品を製作いたしました。

【ファイバーレーザー複合機による肉抜き加工試作】


ファイバーレーザー複合機に搭載されているファイバーレーザーはCO2レーザーなどに比べて加工速度の面で非常に大きな優位性を誇りますが、それ以外にもレーザー径の細さと母材に与える熱影響が小さいという利点があります。これらの特性により、繊細な加工が可能となっています。

SECC t1.0 その1板厚1.0mmのSECC材に、
ハニカム形状と長丸型、2種類の抜き加工を施しました。

写真は抜いた穴と穴の間に残す桟の幅を変えた、二つの試作品です。
左は穴間の桟が0.5mm幅、右は0.3mm幅です。
SECC t1.0 その2別の角度から見た写真です。
上が桟幅0.5mm、下が桟幅0.3mmで試作した」品です。


A5052 t1.0 その1SECC材だけでなく、
A5052でも同じ加工が可能です。
材料の板厚も同じ1.0mmです。

左の写真がA5052での試作品です。
写真左が穴間の桟幅0.5mm、右が桟幅0.3mmです。
A5052 t1.0 その2A5052の試作品を別の角度から見た写真です。
上が桟幅0.5mm、下が桟幅0.3mmで試作した品です。


ツボタテクニカでは今後も試作による加工技術の確立に努め、お客様からの高難度加工のご依頼に応えられるよう努力してまいります。


株式会社ツボタテクニカでは、ファイバーレーザー複合機や複合溶接ロボットシステムをはじめとする最新鋭加工機械による加工風景や加工品の写真など、今後も多くの情報をご紹介してまいります。

以上
(2016年6月29日公開)

株式会社ツボタテクニカについて

精密板金加工の株式会社ツボタテクニカは、機械組立や電気配線、キオスク情報端末等のオリジナルブランド「インフォームプラス」(ウェブサイトはこちら)も展開する精密板金加工企業です。神戸を拠点に創業以来40数年、医療機器や金銭機器の製造・組立を得意とし、大阪・神戸など関西エリアのお客様のみならず関東から九州まで全国のお客様にその技術を提供しています。

株式会社ツボタテクニカの以前のニュースリリースについて

精密板金加工の株式会社ツボタテクニカでは会社の最新動向について積極的にニュースリリースを配信してまいります。以前のニュースリリースは、「お知らせ一覧」のページからご確認ください。

直近のニュースリリース・・・「複合溶接ロボットシステムを導入」

このニュースリリースに関するお問い合わせ

  • 株式会社ツボタテクニカ
  • 管理部 営業課  吉田雄介
  • TEL.(078)974-1538(代)  FAX(078)974-1592